こんにちはぽにょんです。
3年の化学変化とイオンのまとめ動画!ですが、
そのままだと面白くないので、あちこちに嘘情報を混ぜ込みました!
「ぽにょんの嘘を見抜いてやるぜ!」という方、ぜひ挑戦してみてください。
ただし、こちらの動画なかなかいじわるをしている箇所があります。注意してみてみてください。
…やってみた?
それでは!答え合わせいってみよう!
動画のナレーション文を載せました。嘘の箇所を緑色で表しています。その下に正しい情報を載せているから、しっかりチェックしてみてね!
A 電流が流れる水溶液
水に溶ける物質の「溶質」これを蒸留水に溶かして「水溶液」が完成。この水溶液に、電流が流れます。
例えば、塩化ナトリウム水溶液、なんとここに電流が流れます。
この塩化ナトリウムのように、水に溶かして水溶液にしたときに電流が流れる溶質のことを「電解質」と言います。
塩酸に溶けている塩化水素も、塩化銅水溶液に溶けている塩化銅も、レモン水の中のクエン酸も、砂糖水の中の砂糖も、エタノールも、ぜーんぶ水溶液にしたときに電流が流れます。どの溶質も、ぜーーんぶ、電解質、だね。ん?
こんな感じで嘘入れてるから探して探してー
【正しい情報】
全部の水溶液に電流が流れるわけではありません。例えば、砂糖やエタノール。蒸留水に溶かしても電流は流れません。こういった、水溶液にしても、電流が流れない溶質のことを「非電解質」と言います。今回、非電解質に全く触れていないことに気が付けば見つけられた…はず!
🌼動画でもう一度!
【中3理科c1】水溶液にすると電流が流れることがあるらしい。電解質と非電解質!塩化水素と塩化銅の電気分解も【イオン】
B イオンと電離
電解質を水の中に溶かしたとき、この中をよおおおおく見ていくと、こんな感じ、陽イオンと陰イオンに電離しています。
塩化ナトリウムだったら、水に溶かすと、陽イオンのナトリウムイオン、陰イオンの塩化物イオンに電離するのです。
イオンについてもうちょい確認!
原子に一個、電子が増えたから、右上にプラスで、陽イオン。
原子から一個、電子が減ったから、左上にマイナスで、陰イオン。ってなってるね。
ん?なんか気になる??ここが一番難易度高いよ。
【正しい情報】
電子はマイナスの電気を帯びたもの、でしたね。このマイナスの電気を帯びた電子が増えたり減ったりして、原子がプラスやマイナスの電気を帯びます。これがイオンでしたね。
で、「電子はマイナス!」ってことに注目すると、
陽イオンは、原子からマイナスの電子が失われたので、プラスの電気を帯びています。
陰イオンは、原子がマイナスの電子を受け取ったので、マイナスの電気を帯びています。
ここ、と―――――っても難しいので、しっかり確認しておいて…!
(あ、右左に関しては単純な言い間違いです。きづいた?)
🌼動画でもう一度!
C 電池
このイオンと電子をイイ感じに活用して、電池が作れる!
例えばダニエル電池。
硫酸亜鉛水溶液に亜鉛版、硫酸銅水溶液に銅板を入れて、亜鉛版を-極、銅板を+極にして導線でつないじゃえば…電池になるね。
ちなみに、身のまわりにもたくさん電池があって、1回使いきりの電池を一次電池、充電して繰り返し使える電池を二次電池と言います。
さらに、水の電気分解と逆の化学反応を利用して、水素と酸素が持つ化学エネルギーを電気エネルギーに変換して使っちゃう電池を、ハイドロゲンオキシファイヤーバーニング電池と言います。
【正しい情報】
水の電気分解と逆の化学反応を利用して、水素と酸素が持つ化学エネルギーを電気エネルギーに変換して使っちゃう電池を「燃料電池」と言います。教科書でもしっかり太字になってる用語だけど、案外忘れるよね。
🌼動画でもう一度!
D 酸アルカリ
塩酸、溶けている塩化水素に注目すると、水の中で水素イオンと塩化物イオンに電離します。こんな感じで、水素イオンを生じる物質を酸と言います。
水酸化ナトリウム水溶液に溶けている水酸化ナトリウムに注目すると、水の中でナトリウムイオンと水酸化物イオンに電離します。こんな感じで、水酸化物イオンが生じる物質をアルカリと言います。
そしてこれ、BTB溶液。水溶液が酸性か中性かアルカリ性か調べることができる指示薬だったね。入れてみるとこんな感じ。
中性で漆黒、酸性でコバルトブルー、アルカリ性でチェリーレッドっていう色になるね。
【正しい情報】
BTB溶液の色の変化を確認。酸性で黄色、中性で緑色、アルカリ性で青色を示します。酸性とかアルカリ性の強さでちょっと色味が変わってくるね。
🌼動画でもう一度!
E 中和
酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜてみたりしたよね。
酸とアルカリを混ぜ合わせると、水素イオンと水酸化物イオンが結びついて「水」ができる。そして酸アルカリのお互いの性質が打ち消される。この反応を「中和」と言います。そしてこの中和の時、水ともう一個、しおが出てきます。塩と書いてしおと読みます。
【正しい情報】
酸とアルカリ、お互いを打ち消しあって中和が起こるとき、水と塩(えん)ができます。塩と書いて「えん」と読みます。
書くテストとかではそんなに気にしなくていいかもしれないけど、しょっぱい調味料としての塩(しお)じゃなくて、中和の時に作られる塩(えん)だなあって思っておいてください。これが言いたくてこの動画を思いついたまである。
🌼動画でもう一度!
お疲れ様でした!こんな感じで嘘いれて遊んでみました。
受け身で見てるだけの動画に、ひとさじのスパイスとして「嘘やん、こいつ何言うとんねん」って一生懸命自分で考えてもらう動画もつくりたいな…と思った結果がこれです。
ただ、間違いを言いまくってるこの動画を、そのまま公開しておくのはちょっと…うーん…
「これ間違い探しだから気をつけて見てね」って直接言ってくれる指導者(先生)がいる環境じゃないとちょっと危険かなって思ったので、このサイトからだけ見れる特別な動画にしてみました。(公開直後少しだけ全体公開にして、その後は限定公開です。)
間違って覚えないように気をつけて、忘れてるな…覚えてないかもな…って感じる部分は、もう一度復習してみてね。
大丈夫かな…?上手に活用してみてね。またねーーー